精油の主な芳香成分

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墨汁に例えられるほど濃厚で独特なその香りは、東洋的とも称され、好き嫌いが

 

はっきり分かれるアロマの一つです。時間とともに深みを増す珍しい精油の一つ

 

でもあります。
日本や中国を含むアジアの国々では虫刺されに用いられ、薬として永年医療用

 

に使用されてきました。マレーシアでは虫刺されの解毒剤として、また、インドのカ

 

シミール地方ではイギリスにカシミア製品を輸出する際、乾燥した葉を挟んで収納

 

することで、オリエンタルな香りを醸し出しながら、防虫剤としても使用していたと

 

いいます。
この精油にはα-ブルネセン、α-パチュレンなどの物質が含まれます。

 

セスキテルペン炭化水素類であるα-ブルネセン、α-パチュレンには抗炎症、抗ア

 

レルギー、抗ヒスタミン作用が知られています。ヒスタミンとは皮膚、肺、肝臓粘膜、

 

特に肥満細胞中など生きている体内に存在して、タンパク質を分解する際に発生

 

する毒素のことです。この毒素が排出される際に起こる反応がいわばアレルギー

 

です。セスキテルペン炭化水素類はこのアレルギー反応をも抑えてくれるので

 

す。
また、全体の3割以上を占める主要成分であるセスキテルペンアルコール類のパ

 

チュロールは、皮膚組織を再生する働きもあります。